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【台風に備える】2014.10.4

台風の季節です。地震や津波と違い台風は事前に備えができる災害ですが、台風が接近してからでは間に合わない対策もあります。
今から出来る準備はしっかり整え、危険から身を守りましょう。

<台風に備える>

  • 屋根瓦やトタンを補強する

風で屋根瓦が飛べば、けがでは済まされない事故になることもあり得ます。また、雨漏りの心配がないか、外壁のひび割れはないかなども確認しておきましょう。さらに、テレビのアンテナや倒れ る可能性のある塀、自転車や鉢植えのように飛ばされる恐れのあるものは、ロープで固定したり屋内にしまったりといった対策をとりましょう。

  • 事前に排水設備の点検・掃除をしておく

排水溝のつまりが原因で、道路や庭などに雨水が溜まると、地下室・駐車場などが被害を受けます。ベランダの排水溝や雨どいが、落ち葉やゴミなどで詰まっていると、2階以上への浸水や天井裏> への浸水などが発生することがあります。雨水の排水設備関係の点検・掃除を心がけましょう。

  • 懐中電灯や食料などを用意する

断水や停電となる可能性があります。懐中電灯や情報を収集するためのラジオ、買い物に行けないことも考えて数日分の飲料水や食料を用意しておくといいでしょう。

  • 家財道具を高い場所へ移す

水に濡れると高価な家財道具も台なしです。浸水被害に遭うと困るものは上階など高い場所へ移しましょう。できれば浸水被害に対応する損害保険(火災保険の特約等)にも加入しておくとよいで しょう。

  • 低地の居住者は土のうなどを用意する

低地や川沿いの住居には、浸水をせき止めたり浸水の時間を遅らせたりすることができる土のうの活用も有効です。土のうがないときは、ゴミ袋に水を入れて水のうをつくり、コンクリートブロッ クで固定するとか、水の入ったペットボトルをダンボールに詰め、簡易の堤防にするといった代替方法もあります。

  • 地下にいる場合は注意する

地下鉄や地下街、地下駐車場などは浸水の恐れがあるので注意しましょう。

  • エレベータを使わない

地下にある電気室や機械室などが浸水するとエレベータが停止する可能性があるため、エレベータの使用は控えましょう。

  • 通過中は外へ出ない

台風の際は、建物内で通り過ぎるのを待つのが基本です。通過しているときは、外へ出ないようにし、河川や用水路の見回りは危険ですのでやめましょう。また、屋根の補修は台風が近づく前に済 ませておきましょう。

  • がけ崩れに注意する

勾配が30度以上、高さが5m以上の急傾斜地は、一般的にがけ崩れの危険性が高いとされています。「急傾斜地崩壊危険箇所」と呼ばれ、自治体のホームページなどで確認できます。がけにひびが> 入ったり、小石が落ちてきたり水が噴き出したりしたら、がけ崩れの危険が高まっています。丈夫な建物の上階に避難しましょう。

  • 浸水の被害を想定する

高潮、増水の恐れがある地区では気象情報や行政からの情報に特に注意を払い、すぐ避難できるように準備しておきましょう。

  • 避難準備情報が出された場合は、速やかに要援護者の避難を

行政から避難準備情報が出たら行動能力の低い人々を優先に、自動車等を使って速やかに安全なところに移送しましょう。高齢者や障害者、乳幼児らを抱えた家族等が対象です。高台などの避難所 、親類縁者の家、福祉施設等を利用してください。

  • 行政から避難勧告が出た場合は、複数で行動する

行政から避難勧告が出たら戸締まりをして、近所の人に声をかけ、一緒に徒歩で避難しましょう。運動靴やトレッキングシューズなら、冠水した道路も比較的歩きやすいでしょう。

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